• ある
  • 田邉 織恵

    Tanabe, Orie

    准教授


    担当分野|声楽

自己紹介

私の歌との出会いは地元の少年少女合唱団でした。その中でソロや声楽を勉強し始め、大学では“オペラ”に魅力を感じ、卒業後はオペラの本場イタリアで5年間過ごしました。国立音楽院でのレッスンや勉強の他、オペラ作曲家の足跡を訪ねたり、各地のオペラ公演を見て回り、イタリア人やイタリアの空気、文化、歴史、風習や生の言語に触れ、より納得してイタリアオペラを表現できるようになりました。

国によって言葉は違えども、歌には必ず歌詞があり、そこには作詞者、台本作者、作曲家などのメッセージやドラマが沢山詰まっています。それを読み解き、表現者として再現できる喜びは、今でも私の大事なモチベーションとなっています。
舞台に立つこと、歌うこと、演じることが好きで、オペラ出演も度々ですが、自分の歌の原点である合唱、子ども達との歌、母国語である日本の歌(日本歌曲、唱歌、童謡など)等のコンサートにも力を入れています。

自分のオリジナルの楽器である「声」の可能性をさらに広げ、表現することの楽しさ、仲間と共に音楽や舞台を作り上げていく過程が好き、子ども達にもそんな音楽の魅力を伝えたいという方はぜひ田邉研究室をお訪ねください。

授業の特色

 私が担当している「声楽基礎演習」では、発声を学ぶ上で大切な声と身体の仕組みや、イタリア古典歌曲を中心に基礎的な発声・歌唱法を学ぶと共に、日本の伝統音楽の唄についても体験します。
「声楽演習Ⅰ~Ⅲ」では、基礎演習で学んだことをさらに発展させ、イタリア歌曲、ドイツリート、日本歌曲、オペラアリアや重唱、歌唱共通教材などを題材に、息や身体の使い方、楽譜を読むこと、言葉や作品の持つ特色を理解しながら表現できる方法を探ります。
「合唱」では、教育現場で実際に歌う曲、混声合唱などを題材に毎年テーマを変えながら、歌だけでなく、指揮法や指導法、ピアノ伴奏等のポイントも同時に学びます。
「オペラ演習」では、オペラやミュージカル作品を取り上げ、舞台すべてに関わる多角的な面からの舞台づくりを行っています。

皆さんの持つ様々な感覚と知識を確認しながら、自分の身体(楽器)と向き合い、自由に心から表現できる歌を歌えるよう指導しています。
 また、それを子どもたちにどのように伝え、教えていくのが効果的なのかを学生と共に探求しています。

担当授業科目

【学部】
・声楽基礎演習   ・声楽演習Ⅰ~Ⅲ  ・オペラ演習 ・合唱 など
【大学院】
・声楽特論Ⅰ・Ⅱ ・音楽科教育教科内容論(声楽)

研究/活動

【コンサート・リサイタル】
2006年、2009年  田邉織恵リサイタル (高槻現代劇場)
2016年09月 NHKーFM「リサイタル・ノヴァ」 全国放送
2009年~2021年 親子で歌い継ぐ「日本の歌百選」(第2回~第13回) (吹田メイシアター)
2009年~2019年 21世紀創作歌曲の会“まほろば”演奏会

【オペラ】
2012年11月 ヴォルフ=フェラーリ作曲 「イル カンピエッロ」 ガスパリ―ナ役 (ザ・カレッジ・オペラハウス)
  2014年11月 青島広志作曲 オペラ「黄金の国」 雪役 (堺シティオペラ)
~音楽クリティック・クラブ賞、第13回佐川吉男音楽賞 受賞~
2015年04月 ロッシーニ作曲 オペラ「ランスへの旅」 モデスティーナ役 (フェスティバルホール)
~第53回大阪国際フェスティバル2015公演 ~
2015年11月 モーツァルト作曲 オペラ「魔笛」 パパゲーナ役 (大阪いずみホール)
2017年12月 ドニゼッティ作曲 オペラ「愛の妙薬」 ジャンネッタ役 (大阪いずみホール)
2018年11月 メノッティ作曲 オペラ「泥棒とオールドミス」 ミス・ピンカートン役 (大阪音楽大学 ザ・カレッジ・オペラハウス) 
~2018年度音楽クリティッククラブ賞 本賞受賞~ など

ある

オペラ演習

オペラ、オペレッタ、ミュージカル作品などから題材を選び、歌唱だけでなく、オーケストラパートや指揮、演出、舞台監督、衣装、照明など総合的な舞台作りの研究を行います。 受講生は自らの体験を通して、舞台芸術作品の多面的な魅力に触れ、歌唱力、演技力、構成力を向上させます。