• Tanaka, Takako
  • 田中 多佳子

    Tanaka, Takako

    教授


    担当分野|音楽学

自己紹介

学生時代はピアノも一生懸命に練習していましたが、音楽に対する好奇心が異常に強く、歌舞伎鑑賞にはまったり、沖縄に共同で調査に行ったり、インドに留学したりして、興味は広がるばかりでした。現在も、専門は民族音楽学でインド音楽研究を中心に行っていますが、海外の楽器を収集したり、音楽科の先生や学生たちと韓国の器楽アンサンブルにも取り組んだりなど、世界中のありとあらゆる音楽や楽器に関心を持ち続けています。

授業の特色

さまざまな音楽を聴いて、「好き嫌い」や「良し悪し」などの主観をまじえずに、そのありのままをことばで伝え語ることができますか。音楽を客観的にとらえるための考え方や用語を身に着けるのが音楽学の基本です。2回生必修の講義科目「日本音楽・民族音楽概論」のほか、「民族音楽学」、学生の発表や討論が中心の「音楽学演習」、グループで韓国音楽や世界の音楽にチャレンジする「民族音楽学演習」など実践的な科目も担当しています。

担当授業科目

【学部】
・日本音楽・民族音楽概論
・音楽学演習Ⅰ~Ⅲ
・民族音楽学
・日本音楽史
・民族音楽学演習Ⅰ・Ⅱ など

【教職大学院】
・教科内容構成論-音楽科-
・教科内容教材論-音楽科-

研究/活動

・インド音楽(ヒンドゥー教徒の音楽、イスラーム教徒の音楽、楽器など)に関する研究
・韓国音楽(農楽)など世界の諸民族の音楽の教材化に関する研究
・楽器を通して見た世界の音楽文化の伝播と受容に関する研究

リンク

楽器におけるわざ学の伝承とグローバリゼーション

京都教育大学 教育支援ネットワーク 授業のたね 身近な音具たち

ある

民族音楽学演習

韓国の打楽器アンサンブル「サムルノリ」ほか世界のさまざまなアンサンブルに 取り組みます。対象とする音楽芸能の選択から、映像資料の分析・模倣、練習、公開発表まで、全て受講生が主体となって進めます。グローバル化めまぐるしい今日、教育現場では「世界の音楽」をどう扱うかの模索が続いています。受講生の皆さんも一緒に考えましょう。